ワンカラーボイスの一色です。
今回は音域についてです。
音域を広げるために必要な事を説明していきます。
自分の音域を知る
早速ですが、皆さんはどこまで高い声が出ますか?
鍵盤楽器など正確な音程がわかるものがあれば、用意してやってみましょう。
今は、スマホでもピアノの音が出せる無料アプリなどありますので、それを利用してみるのもいいかと思います。
低い音域から徐々に音階を上げて試してみましょう。
高音域は伸ばせる
実際に声を出して、いかがだったでしょうか?
音程が上がるにつれ、喉が締め付けられるような感覚や、高音域になったとたんに
声がかすれてしまうetc
実際に聞いてみないと分からないところはありますが、その場合はいい発声とは言えない可能性が高いです。
そのような状態で歌を歌い続けたら、声が枯れてしまいます。
低い音域を伸ばすには限界があると言われていますが、高音域は練習次第で伸ばせる可能性があります。
では、どうすれば改善されるのか、いくつかの方法を紹介します。
腹式呼吸
息を吸う事から発声が始まります。しっかりと呼吸を行うことでしっかりとした声が生まれます。
練習方法として下記の方法を試してみて下さい。
- お腹(脇腹を広げるように)に空気を入れる
- お腹に力を入れて、お腹の力を使って息を『スー』の口の形でゆっくり息を吐く
- 息は長い時間吐き続けることを心がける
喉を下げる
喉を下げると言ってもなかなか下がるものではありません。
喉を下げることは『開く』ための第一歩になります。喉が開くようになると、口の中の空間を柔軟に使う事ができるようになり、様々な発声に応用がきく(シャウトする時など)ようになりますし、声も安定してきます。
習得するまでには、ある程度時間はかかりますが、焦らずじっくりやっていきましょう。
喉の動きを確認してみましょう。
下記の動作を行う時は喉仏に指先を当てながらやってみて下さい。
- 舌の根元を意識して喉を下げる
- 舌を思い切り前に出して思い切り奥に引っこめる
- あくびの真似をしてみる
あくびをしている時は喉が下がっている可能性が高い
喉が下がる感覚が分からない方は、あくびをする前に喉仏を指で触ってみて下さい。
元の状態に戻った時に、喉の動きが分かると思います。
いかがでしたか?
今回は呼吸から喉を下げる動作まで解説しました。
この呼吸、喉のポジションを自分自身の中で確立させる事ができると、上達スピードが速くなると僕は考えています。時間はかかりますが、実際に僕自身がそう感じたからです。
次回は発声についてお話ししたいと思います。
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最後までご覧いただきありがとうございました。