こんにちはワンカラーボイス一色です。
初心者向けの発声練習。第3弾これで一区切りになります。
最終回は体の連動性についてです。
息の通り道を作ることが重要と前回お話ししましたが、その吸った息が吐くことで*声帯に当たり声になります。
吐いた息が深いところから流れ出ていて、喉が力んで息の流れをさえぎることなく、スムーズにしっかり響きのある声になる事が理想です。
どのように練習ればいいのか?意識すべきポイントをお話しします。
では行きましょう!
*声帯は声を出して首の真ん中あたり(喉仏)を手で触るとビリビリ震えている所の裏にあります。
息を吸う
第2弾で『お腹周りの筋肉を柔らかくして、深い息が入る体を作る』とお話ししました。
ここからその息を吐く動作に移るわけですが、第2弾からのの内容を踏まえて意識すべきポイントについてお話しします。
息を吸った時に起こる一連の動き
- 息を吸う
- 喉が下がる
- お腹が膨らむ(深いところに空気が入っている)
初めの段階ではなかなか体感するのは難しいので、初めは吸った〜膨らむでいいです。
初めは喉が下がらなくてもいいのでイメージは持ち続けて下さい。
きちんとした練習が日々できていれば喉もだんだん下がるようになります。
ここで息がお腹に入りました。
次に行きます。
息を吐く
吐いて声になるまでの一連の動き
吸い込んだ息がお腹に溜まっています。
ここでチェックするポイントは
- お腹周りにしっかり息が入っている(初めはおへそ周りだけ息で膨らんでいればOK)
- お腹に力を入れたときにお腹の内側に息が張り付いているイメージ(お腹以外はリラックス)
- 初めはお腹に口があるようなイメージで息を吐く
- 首筋と口の形を縦にするイメージで発声する
(力む可能性があるので、初めのうちは口の形が少しだけ縦になっていればでいいです)
細かいことは気にしない
初めにうちは形にこだわらず体を動かす事に集中して下さい。
日々続けていくうちに喉、お腹に入る息の量が増えてきます。
まずは柔軟性を身につけることが狙いです。
いかかがでしたか?
初心者向けということで、とっかかりの部分だけではありますがをお話してきました。
僕がバンドのボーカルとして25年やってきて、僕自身が初めはこれだと肌で感じてきたことを書きました。
発声上達の道のりに近道は無いと思います。でも遠回りはしてほしく無いです。
少しでもいいので日々頑張って続けてみて下さい!
皆さんの発声練習に少しでもお役立ていただければ幸いです。
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最後までご覧いただきありがとうございました。